こんにちは。福岡市の訪問マッサージこころ在宅ケアです。
今日は脳卒中で手足が麻痺した患者さんに関するニュースについてご紹介します。
約15年前に、脳卒中のため手足が麻痺した58歳の女性の脳に小さな電極を埋め込み、信号をコンピューターを介して女性の脇に置いたロボットの腕に送る方法で、女性が念じるだけでコーヒーのボトルをつかみ、ストローで飲む実験が成功したそうです。
米国のブラウン大や退役軍人省、ドイツ航空宇宙センターなどの「ブレーンゲート2」研究チームが17日付の英科学誌ネイチャーに発表しました。
この技術は将来、脳卒中や脊髄損傷で神経系統に「断線」が生じた患者について、脳からの信号を手足に送るバイパス装置を作り、自由に手足を動かせるようにするのが目標とのことです。
研究チームは2006年に患者が念じるだけでパソコン画面のカーソルを動かす実験に成功したと発表しており、目標に1歩近づいたようです。
科学技術の発達が、近い将来脳梗塞や脳出血、脊髄損傷等で麻痺が生じた方々の生活を大きく変えるかもしれないですね。